おしらせ

2018-04-30 16:22:00

    なんで、今年はヒバリがいない

  このとこる畑の中にキジの夫婦をよく見る。昨年はハウス内の早やだしのトウキビから露地物まで全てキジに食われたので、今年は作るのをあきらめた。完全に覚えていて、毎日探し回っている、少し脅かさないと別の物をやられるだろう。そろそろ卵を抱き始めるのでメスの姿は見かけなくなり、5月の半ばにはヒヨコたちを見ることが出来るだろう、そういえば、今年はヒバリの声を聴かない、いつもけたたましくなきじゃくっていたのに。周りの田んぼにも水が入り始め、もうすぐ田植えだ。ほとんどの畦草には除草剤が使われている。隣りの田んぼの人も今年から除草剤デビュー、全滅だ。一度使いだすと、家回りや道端にも使い始める。どんどん虫や鳥たちが消えてゆく。それらを気遣う余裕や文化はこの国には育っていない、政党や報道なども温暖化対策も本気ではないし、まして経済外の虫や鳥たちの事など無関心。花鳥風月を愛した民の文化どのようにしたら復活の目が出るのであろうか、ともかく一人でも多くの有機農家を増やすことを目指そう。それにはまずは自分が魅力ある農夫にならねば、近頃週半日ほどの休みが取れるようになり、2週に一度、本を4、5冊借りてくる。朝や夕、つい読みふけってしまうことも多くなり、日々の仕事時間も少しだが減っている。今までできなかったのでむさぼり読む感じ、今は親鸞や良寛、道元などに夢中。「他力本願」、全てを神仏に捧げ、全てを受け入れる事、そして「自力」の探求、邪念満ちた心の中のかわいそうな神仏を探し出すこと。それらを営農に取り入れ比重を増やしていけたらいいかも。だってヒッピーの本願。