おしらせ
2018-03-17 20:29:00
よかったねと、三省が迎えてくれた
数年ぶりに「今日はお休み」と決めた先週の土曜日、午前中にはフナちゃんたちの水槽の大掃除、よどんだ水の中ではメダカが見えず、溶けちゃったのかしらと心配だったが、下の方でみんな生きていた。中の小石や水槽を洗い、魚たちを入れると元気に泳ぎだした。みんなきれい、朝の餌やりの時に見とれてしまう。ドジョウも大きくなったな。
ドブロクを少し飲んだらコタツで昼寝、直売所の野菜の回収後、10年以上行かなかった図書館に、駐車場に入る時からなんかワクワク、カードを再発行してもらい、農業書を数冊選んだ時に閉館の音楽が、慌てて小説の棚に行ったが、時間的に無理だ、エッセイコーナーがあり軽く見渡すと、山尾三省の「ここで暮らす楽しみ」ドーンと光っていた。待ってくれていたかのごとく目に飛び込んできた。三省はもう他界したが、ヒッピー八百屋の大先輩であり、アミニズム哲学の巨匠でもある。屋久島に移り住み、まず多くの書籍を世に出した。一奏白子山という谷筋に暮し、そこには20世帯ほどの仲間たちが暮らしている。その住人の一人の女性はマサの若い頃からの友達であり先日もタンカンを送ってくれたところだ、まずは幸先いい出会い、あまりにも営農に籠りすぎていた、ここ数年、「あと少し、あと少し」と焦りすぎていた。「ゆっくりやらなきゃ」と呪文のようにいつもぶつぶつ考えながら「でも仕方なかぁ」と時は流れていた。今度の「肺炎」は誠に最高のプレゼントだった。
昨日も2回目のお休み、確定申告の作業の合間に、たっぷり昼寝と読書、さて次の休みは考えるだけでワクワク。